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自然と言葉と写真が好きな限界大学生(20)

初めてオケオールした話。

仲良しだけど、遊ぶのははじめてな3人の組み合わせで遊んだこの日。

わたしの中では毎年恒例になりつつあるクリスマスマーケットへ。色んなジャンルのいい香りを漂わせ、雨に見舞われながらも賑わっていた。生理欲求の7、8割が食欲のわたしたちはまずスパイラルポテトを注文。パエリアのお兄さんたちとわいわいおしゃべりしたり、暖を取りながらおしゃべりして待っていると、気づけば20分はゆうに過ぎていた。そこで初めて注文が通ってないことに気づいた。それから無事にスパイラルポテトを受け取り、各々が食べたいものを全部買った。席は沢山あったけど、雨が降っていたので屋根の中にある食品サンプルのある机の1/7を借りて食べた。買うのに3、40分はかかったのに、食べるのは一瞬だった。15分くらいでぜんぶ食べきった。ちなみにいうとわたしはこの日、14時に海鮮丼を食べ、ぷりんまで食べてお腹いっぱいのはずだった。食欲というものは恐ろしいものだ。

f:id:mmarok0107:20221225025740j:image(だいすきな糸島食堂さん🫶🏻)

そのあと、雨降ってるしなんかお酒飲みたいね?となり、居酒屋に移動した。ポテトサラダ作りはさぼってるし(そういうメニューです)、胡椒がだいすきな不思議なお店だった。どのメニューも美味しかったし、さらっと韓国語を話す店員さんがかっこよすぎて、とても満足だった。(胡椒は効きすぎていたけれど)

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そして終バス・終電まで約2時間となった午後9時半頃。カラオケ行きたい!あ、オールで行っちゃう?(完全にノリ)となり、実家住みのわたしと友人はそれぞれ母に報告の電話。友人は明日も飲みの予定があったらしく、「あら、明日も(帰ってこない)じゃなかった?」と言われたらしい。わたしはというと、まず天神のカラオケであることに対して、心配され、まあでもままは子育ては終わったので自分で気をつけなさいと急に突き放された。どうやら他の姉妹と一悶着あったらしい。深入りすると大変なので、すこし宥めて、気をつけるねといって電話を切ろうとした。すると母から友人たちに一言。「うちの子ぽわぽわ星人やけん頼むね〜!!!」これがわたしの今のインスタグラムの名前の由来である。なかなか気に入ったので、まだそうしている。そして友人たちも気に入ったようで、カラオケ中、わたしがポップコーンをこぼすとぽわぽわ星人の仕業〜と散々いじられた。

↓実際の友人のインスタグラムのストーリー


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そしてオケオールが決定し、終バス・終電の時間を気にしなくて良くなったので、夜アイスのお店へ向かった。少しどころかだいぶ?治安が悪めの路地裏にあった。寒さなんて関係ないほど美味しかった。機会があれば、何度でも行きたい。

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アイス屋さんへの行き帰り、同じキャッチのお兄さんに2回もつかまった。マスクをしてない時点で、わたしらに近づくなって感じだったけど(医療学生なので)、恨みをかって事件に巻き込まれたりするのが怖くて、ちゃんと対応した。でもそのお兄さんはしつこいマンだった。来てくれたら安くするから〜とか、色々あってまじおすすめ〜とか、ほんとお願いお願い!とか、キャッチあるあるな言葉を全て言ってたような気がする。お金ないので、と断ろうとするといくらやったら出せる?と言われたので絶対無理な金額を出して諦めさせようとした。最初は500円、2回目は300円と言った。すると2回目、なんと「じゃあお姉さんたち勝ったら300円でいいよ、けど、俺が勝ったら3万ね?」とか言い出した。なんてやつだ。笑いが止まらん。するとお兄さん、「お前ら(笑い声)うるせー」と耳を塞いだ。いや、あんたのがよっぽどうるさいわ、と心の声が漏れそうになった。我慢がまん。

カラオケ行くんですーと逃げようとすると「金ねえのにカラオケ行けるわけないやん」と言われた。確かにそう。てか察せ?おっと、また心の声が.......

ここでお兄さんはやっっっっっと引き下がった。しあわせ。

 

 

そしてカラオケでは、眠気と戦って、ちょっとばかり負けながらも、約5時間ぶっ通しで歌い続け、ふかーい話もでき、楽しい夜だった。



そして、フリータイム終了。時刻は午前5時。いや、始発ねえよ.........

てなことで、マクドナルドに向かったがリニューアル中で閉店中、行き場がないのであろう人たちがぽつりぽつりと談笑していた。そして開いていたジョイフルに向かおうと警固公園に近づいたその時、赤いダウンをきた細身のちょっと小さめのお兄さん?おじさん?が駆け寄ってきた。一言目に

お姉さんたち終電逃したん?」

 

はい????いや朝ですけど笑笑ってみんなで笑った。ちがいまーすってそのまま歩き続けたら寒そうな格好してるねーって名残惜しそうに(?)言ってきた。余計なお世話です、はい。

 

本来ナンパというものは、一目惚れをしたときに使うものだと思っている。なのにどうして対してタイプでもないであろう、その辺にいそうなわたしに声をかけてくるのか不思議で仕方ない。だからわたしは夜の天神がにがてだ。ついでに早朝の天神もにがてになった。

 

そして結局、ジョイフルは待ちが沢山いたので諦めて、トイレを探して彷徨って、それぞれ6時台の電車・バスに乗って帰宅した。

 

初めての朝帰り、わくわくした。

 

 

今回、ポンコツなところや、漆黒のわたしが沢山出てきてしまったわけだけど、それでも笑ってくれる友人たち、本当に素敵だと思う。この人たちに出会えて心からよかったと思えた、そんな日のお話でした。

 

 

 

 

 

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!!!

ラブレターをもらったお話

実習前半も残すところ病棟1日、学内5日となった日。

 

1日1回患者さんと自由にコミュニケーションできる時間。

結果的に体調が良くなくてできなかったのだけど、また明日来ますねと退室しようとしたその時。横になっていた患者さんがすこし起き上がって、引き出しをゴソゴソ。不思議に思って見守っていると、「これどうぞ」と茶封筒をわたしへ。よくみると表面にはわたしの名前。いつも「おねーちゃん」と呼んでくださってたので、本名覚えててくれたの、?!と感動(そこ?)。でもこの封筒なんだろう、と固まっていると「お手紙!お世話になったから、、、ラブレターよ♡」と笑顔の患者さん。

なにもできなくて、話もいつも途切れ途切れで申し訳ないなあと思ってたところ。こんな自分でも役に立てていたのだろうかと患者さんの笑顔を見て思った。実習自体も、うまく行かないことが多くて、行きたくないと思うこともあった。だけど、休まずに行ってよかった。

その方に出会えて良かった。

 

受け持ちさんもそうだけど、病院で出会う患者さんたち、みなさん、「学生さん?大変ねえ、頑張ってね」と言ってくださるのだけど、本当にその言葉たちに救われてる。元気出る。記録したくねえ!って思っててもがんばろう!って思える。看護師さんに対する緊張もどっかいく(いやそこは飛んでくな、、緊張感をもつのだ、、!)。

 

 

これからも頑張ります。

まずは前半戦、残り5日間。

 

ついにやっちまった話。

さて、前回に引き続き、わたしのからだのお話。

意気込んで望んだ運命の土日、なんと、痰が出現し、咳が出る.....といった、結果的に最悪な状態になりました.....。

咳が出ていないという条件で許可を頂けていた実習、ついに出席停止の危機です。

「病は気から」というのをよーーーーーく知っているわたし。寝たら治る!と思いつき、とにかく寝た!起きては時間を見て(何故)もう一度寝た!土曜日は一日中睡眠に費やしました。すると、意識すれば咳は抑えられる程度まで回復しました(執念で治った😹)✌︎。

 

そして日曜日。咳は出なくなったものの、まだ問題がありました。痰です。喉にふと空気が通るとガラガラッ。最悪です。喉は乾燥するし、息苦しいし、たまに喉に詰まって死ぬ思いするし。現在も闘っています(現在6日目)。のど飴にトローチまで買い揃えました。闘う姿勢は万全!🔥(未だ勝てていませんが...)

 

今回は痰との闘い6日目のお話がメインです(一応)。

約1時間半の施設見学だったこの日。2日前から家族仲不良で、朝から大激突した今日、朝ご飯がパンで(いつもはおにぎり🍙)、量を少し抜いてしまった。加えてまだまだしつこい喉のがらがら。ストレスは最高潮❗️❗️

これが原因となったか、担当の先生に色々聞かれたが先生にも原因がまーったくわからん意味不明の貧血状態で倒れた!

(追記:糖尿病の勉強をしてて気づいた、貧血ももちろんあっただろうけど、朝ご飯が少なすぎたせいで低血糖を起こしてたのかも。症状めっちゃ当てはまるー、気をつけようね、皆さん)

 

不幸中の幸い(?)、倒れた現場が救命センターで、しかも意識朦朧の中、体調不良を自己申告したため、打撲もなく(今のところ自覚なし)、すっばらしい対処をしてもらって、一命を取り留めた!!(かなり大袈裟)

 

体調自己申告後、一瞬記憶がないが、ドクターに膝枕っぽいのされて(恥ずかしい)、脈と血圧測ってくれて、ストレッチャーまで登場し、意識が朦朧とする中でもだいぶ恥ずかしかった。それに、学んでいる身。指導してくださってる看護師さんや仕事の途中で助けに来てくださった看護師さん、お医者さん、申し訳なさでいっぱい。優しすぎて、自分が情けなさすぎて涙出た。

先生に連絡してくれて、先生も多分もう1つのグループのオリエンテーション中なのにすぐ来てくれて、優しい笑顔でいっぱいフォローしてくれた。優しすぎてまた涙出た。泣いてるの見てティッシュ取ってきてくれるし、そっとしとくねって部屋1人にしてくれてまた涙出た。何回泣くねんって思ったけど、人の優しさが心に滲みすぎて我慢できんかった(飢え?)。

 

見学終わってから、グループの子がいっぱい声かけてくれた。迷惑かけるの2回目やし、絶対迷惑かけてるのに声かけが優しすぎてまた泣きそうになったけど、倒れた後の記憶ない間、荷物を持ってくれようとした子がわたしが荷物を握りしめていたばかりに取り合いっこみたいになったっていう話がおもろすぎて涙引っ込んだ!結成(?)当初はやっていけない気がしてたこのグループも馴染んできた。このグループで良かったかも。終わったらみんなにいっぱい感謝の言葉伝えたい。

 

 

そして、絶対今日助けてくれたスタッフさんや先生みたいな看護師なる!!!

とりあえず今日は鉄分グミいっぱい食べて寝よ。

 

 

続。

 

 

 

波乱の3クール目

3クール目に突入し、残すところあと2日。最近の日課?である、午前4時前に目覚めて、“今日もやっちまった〜”と心の中で嘆く(課題を放棄したままの寝落ち)。そして机に座る。この時点で喉に違和感を感じた。なんだか空気が通りにくい気が.....

 

あ、あ、と声を出してみる。

 

掠れた声。

 

咳払いをしてみる。

 

んー、なんとも言えない痛み。

 

 

昨日、おそらく鼻炎の悪化にて耳鼻科を受診したところ言われた、喉の腫れが悪化したのだろう。咽頭痛はコロナの症状に該当している。つまり、先生への報告が必須となる。

昨日、師長さんより体調管理に気をつけてね、と釘を刺されたばかりなのになあ。ツイてない。

 

先生に連絡をし、大学の指示を仰ぐようにと言われて、約1時間半、自宅待機となった。朝ごはんを食べ、二度寝してみた。久しぶりの二度寝。だけど、ちっとも体調は良くならなかった。運命の大学への電話。ちょっと圧のある職員のおじさまに症状を伝えると、どうやら副学長の指示が下りるらしい。少し待って、来た返事は「実習にいっても大丈夫だろうとのこと。咽頭痛は別に伝えなくてもいいのではないか」とのことだった。そんな感じで(伝えなくても...というところ)良いのか?とも思ったが、行けることが本当に嬉しい。待ちに待った病棟最終日。無遅刻無欠席を目標に、実習に耐え抜いている自分としては行けることが嬉しい知らせだった。

 

しかしその後、再び先生から電話をくださいとの指示が。少し悪い予感がして、どきどき。大学への連絡と報告内容が違う、と。

おじさま〜〜、、勘弁してください、伝え間違っています。

もう一度経緯を説明し、再び待機。正直なところ面倒くさい...。

 

そして、お世話になっている病棟の師長さんへの確認が行われたのだけど、師長さんはとてもお忙しい方なので、なかなかつかまえることも難しく、時間がかかった。

 

そして、運命の電話の時。

 

だめだった。先生がすごく伝えにくそうにしているのも胸が痛かった。

結局、学内実習の方への合流となり、翌日はもともと学内だったこと、咳の症状がないことから、通常通り参加した。

 

......が、ここで問題が出てきた。

来週からも同じ施設でお世話になるのだった.....次の担当の先生へ確認すると、おそらく同じ対応になるだろうとのこと(病棟へ行けない)。

土日で今後の運命が決まる。

こんなに意気込んで迎える土日は初めてだ。

 

続。

ついに始まった夢をかけた試練

いつの間にか大学入学から3年半が経過した今、100人近くの同期生とともに試練に立ち向かっている。

 

みなさん、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

\\『看護学生あるある』//

 

 

はい、試練とは、看護学生の実習です。

看護学生あるあると題して、実習の様子などを面白おかしく発信している方沢山いますよね。看護学生の実習というと、”看護師さんが怖い“が第一の印象で出てくるんじゃないでしょうか?正直にどうぞ、わたしも正直そう思ってましたし、看護学生の友人たちもきっとそうだったと思います(笑)だけど、実際は違います。優しい看護師さん、沢山います。これだけは覚えててもらえたらな、と思います。

そして、わたしは、というと、やっとのことで2クール目が終了。1クール目、実習期間が、最長の科目だったため、その後の1週間の休暇中、2クール目を終了する友人と会って、わたしだけまだ1クール、、と焦ったのは言うまでもない(笑)

某ウイルスのおかげで(良くも悪くも)、病院や施設での実習を経験できていないわたしたちは先輩からの情報や看護学生あるあるからの情報で不安でいっぱい、キャパオーバーな状態で迎えた半年間にも及ぶ領域別実習。

わたしたちの代は特に災難な学年だと思う。入学と同時に緊急事態宣言。オンライン講義を余儀なくされ(うちの学校はだいぶ特殊だったけど)、こんな最悪の状況の中で、幸いにも学内での感染者が少なく(正確には分かりませんが...)、6月から対面スタートとなったものの、看護師に欠かせない看護技術の演習はほとんど中止され、高校生までと変わらない、教科書や動画での学習がほとんどだった。知識があっても、使わないと忘れる、繰り返し復習していくことが大切、幾度となく言われたその台詞。しかし、実際のところ、演習はできない上に(演習すると自然と記憶に残るんですよね)、毎日朝から晩まで講義がみっちり詰まっていて、膨大な知識ばかりが詰め込まれていく、そんな環境で、何度も復習を行うことができた人はどのくらいいたんだろう。少なくとも、わたしや、その周りの子たちは無理でした(笑)このこともあって、なおさら不安だった領域別実習。1ヶ月半の実習を終了した現時点で、考えたことを記録してみようと思う。

まず、実習環境。整いすぎて逆に、泣きそうなくらいです(笑)先生方もすごく気を遣って分からないこと、看護を展開していくためのアドバイス、沢山してくださいました。病院や施設の方々、指導してくださる看護師さん、とても優しくて、わからないことがあったらいつでも聞いてね、なにかわからないことある?と忙しい中で聞いてくださる看護師さんまでいました。ありがたすぎます。

次に、実習の中身に関して。元々人に興味がないわたしは実習1クール目で、それが大きな欠点だと気づかされました。今は徐々に改善しつつあるけど、まだまだだと思う。そして、他にも沢山欠点が浮き彫りに。今はこの欠点とうまく付き合うのに苦労してるけど、徐々に慣れるだろうと思ってます(迷惑かけっぱなしの家族はほんとにごめんなさい)。知識面に関しては、心配していたほど、でした(個人的に)。夏休みの地獄の事前課題のおかげでなんとかなってる!これは安心。ちゃんとやっていた8-9月の自分にありがとう。

そして、看護師はやっぱりやるべき業務が多すぎるな、と感じました。だけど、その中でも患者さんのことを第一に想って、看護をしている看護師さんたち、凄くかっこよかった。一見、ただできないところを手伝っていたり、何気なくケアをしているだけに見えても、実際は沢山観察していたり、今後どうしていくか、計画を考えていたり、これについては実際に聞かないと分からないことなので、やっぱり現場での実習ができて良かったなと痛感している今日この頃です。

なにかの本で、人間にとって経験しなくていい経験なんてひとつもないと書いてありました。本当にそう思います。

 

いつの日か、手相占いをしてもらったとき、「お姉さん、看護師さんとか向いてるよ!将来は、師長さんとかまでなるんじゃない?」なんて、少しちゃらめのお兄さんに言われたのを思い出す。そして、2クール目の最終面談では、先生から良いポイントを捉えてる、これをもっと活かしてみて、と嬉しいお言葉を頂いた。しばらくにやけた。看護学生となったここ数年、事あるごとに、すこぶる自信を無くしていた。お兄さんはああ言ってたけどやっぱり自分にそんな責任ある仕事は無理だ、人のためになんて働けない、自分で自分が嫌になるくらいネガティブだった。だけど、今は違う。少し、この道を選んだことに自信を持てている。

 

 

さて、明日からは、今まで一番未知な世界へ足を踏み入れる。1ヶ月半実習をしてきて、また新たに、別の不安や緊張が高まってきている状態だけど、なるようになるだろう精神で、頑張ろうと思う。

 

全ては自分の人生を彩っていくために。

 

おわり

自分を整える旅

ここ最近、調子がわるい。

楽しみにしていて、わざわざ土日のバイトまで休みを取った予定がなくなった。そして、もうシフトが出ていたため、シフトをいれることもできなかった。また、友人Aには泊まりがけで計画していた(まだ具体的には決めていなかったけれど)ライブをわりと直前に断られたわりに、最近できた彼氏と旅行にいかれ、挙句の果てに1週間後の遊ぶ予定もドタキャンされた。友人Bには、会いたいあそぼうと言われたから、日を提案すると速攻断られた。ここまでのドタキャン理由は、大学の単位がかかったものだから仕方ないのだけど、それでももう少し早くわかったのではないかと、少し拗ねた。さらに、免許関連の講習について出欠の電話をし、大学の講義で日程が合わないと言うと「それは大事な講義ですか?」と言われた。医療学生のわたしにとって、その言葉は地雷のような存在だった。

こんな感じで、ここ最近のわたしは人間関係がまるで初心者だ。心も常にざわついていて、少しの変化で傷口ができてしまう。それほど敏感になっている。

そこで、今日1日まるごとフリーになったので、自分の好きなことだけをする旅に出ようと思う。

11:23 福岡空港から今日の旅は始まる。

11:36 赤坂駅に到着。今日の旅の舞台。

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11:50 赤坂煙草店に到着。並んでいるとばかり思っていたが、今日は並んでおらず、すぐに買えた。願ってもないことだ。看板の横にちょこんと置かれたゾウさんじょうろがとても可愛い。そして、ショーケースに並ぶ焼き菓子たちはどれも見たことのない組み合わせで、どれをお迎えするか迷った。ショーケースの前には渋いとロックが共存しているお兄さん。お兄さんを前にして、迷いに迷って、“有機味噌と胡桃のケーキ”、“コーヒーとチーズクリームのマフィン”の2点を購入。くるみが読めず、お兄さんに助けられた.....恥ずかしい.....地元近くに系列のお店ができるらしい。とても楽しみだ。

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さて、時刻は12時をすぎたところ。とてもお腹が空いている。

前日に調べておいた喫茶店を目指す。すると道中に別の喫茶店を発見。名前は“林檎”。だいすきな林檎と名のついた喫茶店とその雰囲気に惹かれて入店。時刻は12:10。大きな桜をいけている店内はまさに昭和の空気漂う喫茶店、すごく落ち着いた雰囲気にレトロな食器やアンティークたち。そして優しいマダム。ちょっと背伸びをして珈琲とりんごのサンドウィッチのセットを注文。パンの塩気とマスタードマヨネーズ?、りんごの甘さが見事に組み合わさって最高に美味しい。そしてパンのカリサク感と林檎のシャキシャキ、食感も最高だ。そして珈琲。本来わたしはブラックが飲めない(笑)だけど、林檎さんの珈琲はすごく美味しかった。ついにブラック珈琲デビューをしてしまった.....(感激)常連さんも来店し、会話が弾むマダムたち。素敵な空間だった。わたしも将来はこうありたいと、遠い未来に思いを馳せた。マダムのお言葉に甘えてゆっくりさせてもらい、お店を後にする。


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小綺麗にした髪は湿気で好き放題遊び回っている。コンビニでケープを買い、大人しくしろ〜❕と整える。

さぁ、ラーメンに行こうか。だけど天神方面に行くのはなんだか惜しい気がする。ということで、反対の大濠方面へ。次に目指した日本茶のお店は完全予約制だった。残念。だけど沢山の綺麗な景色に出会えたので、これはこれでいい選択だったと思う。

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14:00 次の目的地に向かう途中、路地裏にひっそりとかまえるたいやき屋、MEDETAIYA Ropponmatsuさんの看板を発見。路地がだいすきなわたしはすぐさま路地へはいる。しかし現金を持ち合わせていないわたしは支払いできるか不安でなかなか入れない。結局、その辺りの路地を1周し、PayPayが使えることがわかり、入店。甘い香りが脳を刺激する。ここでもお洒落なお兄さんを前に悩みぬき、あんことチーズのハーフ&ハーフのたいやきを注文。注文後に焼くスタイルで、外はカリッと、中はふんわり、そしてあんことチーズが溢れんばかりにぎゅっと詰まった1品。とてもおいしかった。わたしが食べ終わるころ、素敵なご夫婦が来店した。年齢はわたしの両親と同じくらい。わたしもカフェに一緒に行ってくれる旦那さんがいいと心に決めた。

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14:55 迷いに迷って、本来の目的、月白さんに到着。看板もなく、誰もいない様子。さすがに入れず、断念。

15:20 時間ができたのでずっと気になっていたamam dacotanさんへ。こちらも比較的空いていた、らっきー。いくつか気になるものをピックアップし、ふと気づく、amam  dacotanさんがPayPayマップに名を連ねていなかったことに。もう一度書くが、今日は現金を持ち合わせていない。慌てて確認するとPayPay使えるそうで、安心。購入し、外へ出ると、晴れ間が見えていた。本日初めての太陽お目見えに、清々しい気分。心も少し晴れ渡る。そういえば、わたしの何組か前にお洒落男子2人組がいた。いかにもインスタ用であろう写真を何枚か撮っていた。とてもシックな雰囲気だったから絶対フィルムカメラが似合うと思った。ぜひフィルムカメラで撮ってあげたかった。そんなことは置いておいて、次の目的地に向かう途中、あまりにもお腹が空いたため、ほうじ茶食パンをちぎって頬張った。これだから彼氏ができないのだろうか、まあいずれ、ね(いつ???)。

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15:50 マスクの下でパンを頬張りながら歩いていると、子どもたちが集う素敵な公園を発見。YouTubeばかりみている子よりもきらきらしていた、気がする。やっぱり外で伸び伸び遊ぶ子どもが何よりも可愛い、と思う。

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16:00 2機の飛行機をみた。1機目、思わずカメラをかまえてパシャリ。2機目は間に合わなかった。自身の脳裏に焼き付け、視線を地上に落とすと、そこには何しらぬ顔で日常を続けている人々の姿があった。“ああ、これが福岡県民か”と思った。


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16:25 ずっと気になっていたOYATUYA.Uさんに到着。しかし人がいっぱい。テイクアウトなのに飲食してるしなんでかなと思い調べると、辿り着いたのは喫茶のほうだと判明。その場で断念、残念。

16:45 ブルーマーシャンさんへ。本日2件目の喫茶店。地図にあったビルにたどり着くも姿が見えない。少し怪しげな雰囲気だけど恐る恐る入ってみる。するとすぐに看板発見。とても隠れていた。真の隠れ家だと思った。店内入ってすぐに、喫煙できるお店だと知り少し後悔。おばちゃんも少し無愛想で居心地が悪かった。その結果、滞在時間15分。期待が大きかったばかりに残念。


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17:00 気をとり直して、こちらもずっと気になっていた茶舗ふりゅうさん。お茶や急須が沢山並んだ店内は明るくもどこか落ち着く雰囲気。カウンター4席に渋くてかっこいい店長さん。2人いたお客さんはおそらく常連さん。お茶の知識など何もないわたしに沢山教えてくれたし、話の輪にいれてくれた。その中で少しだけ、このブログを読んでくれている方にも紹介したい。中国や香港のお茶は何煎でもできるらしい。だけど、農薬を使っているものが多いから気をつけたほうがいいみたい。空港などで売っているものは、色が綺麗だけど、高いし農薬を沢山使っている?らしい。そしてお茶は本来色がないものらしい....衝撃.....と、小話はこのくらいにして。今日は特別、といって、店長さんがサービスでいろんな種類のお茶を飲ませてくれた。どれも美味しくて後味もスッキリ。特に中国か香港、?のお茶が美味しかったのだけど名前を忘れてしまった.....こういうとこだよ....(笑)お土産に今日いただいた抹茶ミルクの粉末をお持ち帰り。ここは通いたいと思った。


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18:15 本日の締め。らぁ麺なお人さん。クリアなスープに全粒粉の麺。以前インスタントで食べた全粒粉の麺はなにか物足りない感じだったけど、ここの全粒粉の麺は何かが違った。とてもスープに合い、絶品だった。わたしの好きな入り組んだ路地にあるのも最高だ。スタッフの方もとても愛想が良く、お見送りまでしてもらい、最高の旅の締めくくりだった。

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今日1日、沢山歩いて、沢山素敵な景色を見て、沢山シャッターを切って、こんな日もたまには必要だと思った。今日1日で人に合わせる必要は全くないと改めて思った。本来人間は、自分自身がいちばん可愛いのだから。そして、1人で好きなことをする時間をもっと大切にしようと心に決めた。

これにて完。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました🥰

 

密かな夢が叶った話

中高生時代を関西で過ごし、九州にかえってきたわたしには、友達が離れたところにいる、そんな状況が多い人生を歩んでいる。

大学生になり、ある程度人見知りがなくなり急激にコミュ力というものがついたので、話せる友人がじゃんじゃん増えた。そして、自分で言うのも何だが、わたしはある程度人に合わせられる順応型の人間だと思う。だからか、大学でできた友人達にはよく可愛がってもらっている。大学2年の年、遊びに行けるほどの親しい友人が一気に増えた。

そして、九州へ帰省した当初からわたしが密かに抱いている夢があったのだけれど、それが一気に現実味を増した。

“関西の友達と九州の友達、まとめて一緒に遊びたい!”

医療学生でありながら要領の悪いわたしは、バイト・遊び・勉学の両立になかなか苦労している。某ウイルスのせいでただでさえ遠いキョリがさらに遠くなったような気がしていた関西。それもあり、関西にいる友人が恋しくて仕方なかった。一方で、九州の友人とも沢山遊びたいわたしは、時間とお金の足りなさに頭を抱えていた。わたしは普段から、友人に友人の話をよくするためか、関西と九州、それぞれの友人がそれぞれに会いたいと思ってくれてるようだった。

そして、同窓会で再会した関西の友人とスキーに行こうという話になった。

そんな時思いだしたのがこの夢である。

メンバー集めや宿探しには苦労したが、結果的に旅は大成功に終わった、と思う。気を回してこのことこの子をつないで…と言うのは、苦手な私はこういう企画に挑戦しては、微妙な成果で終わっている(懲りないのはなぜ)。今回は、事前に電話で話していたこと、メンバーが人見知らない子(?)が多かったことから、本当に初対面?と誰もが思うくらい、初日から仲が良かった。大成功だったと自画自賛したいし、自分自身に盛大な拍手を送りたい(大げさではあるが)。

 

ここまで読んでくれた方はわたしばかりが頑張った旅だったと思われたであろうが、今回は大部分が周りの子たちの力で成立したものである。大体わたしが誰かと出掛ける時、決めたり探したりは私の担当だと思っている(人任せな人が多い、のか、?)。でも今回、それぞれが調べてくれて、まとめてくれて、みんなの方がよく動いてくれた。こういう言い方だとすごく上から目線になってしまうが、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。メンバーは言い出しっぺなだけの私に“ありがとう”の言葉をたくさんかけてくれたが、それを言わなきゃなのは私の方だ。本当に楽しい旅をありがとう。

 

少しだけ旅の話をすると、みんな好きなものも大学の専攻も見事にばらばらだし、出生もばらばらで、共通点なんて見つからない。いろんな方言が飛び交ってるし、旅の締めとなった”そぞ“さんではバイトのお姉さんに「合コンですか?」と言われてしまって、そう見えるのも無理ないなと思うような状況だったのだけど、夜はみんなでお酒を嗜みながら、懐かしのジェンガやUNO、トランプで盛り上がって、幸せってこういうことなんだなってふわふわした気持ちだった。どんなトラブルがあってもみんなといたら楽しく乗り越えられるし、この時間がずっと続けばいいのにと心の底から思った。弾丸ツアーだったし、行くところも時間もあやふやで、某ウイルスのせいでお店も空いてない状況で、最後までばたばたした旅だったけど、みんながいればそれで良かった。

わたしの友人たちはやっぱり最高です。この気持ちは誰にも負けません。

またいろんな景色を一緒に観に行こうね。

 

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